藤原整骨院 (正雀店) の日記
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腱鞘炎・・・
2011.10.27
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新規で来られた中で、病院で腱鞘炎と診断され、シップや痛み止めをもらったが「なかなか症状がなくならない」と聞くことがあります。
手首が痛くなるのが多い腱鞘炎ですが、手首にシップを貼るだけで治るのか。。。な。。。?
どこの箇所でもそうですが、痛みが出るには必ず原因があります。
手首の腱鞘炎は、手を使っての作業をくり返しする方や、筋肉量の少ない女性に多くみられます。
前腕の筋肉が疲労したまま回復せず、どんどん筋肉が張っていって限界に達したとき、筋肉の端である腱が鞘の中で身動きを取りにくくなって、擦れたり引っかかったりして痛みとなります。
また、鞘の方が腫れて腱が滑りづらくなり、痛むこともあります。
腱鞘炎に限らず、手首が痛いなら、手を使った作業を休むことが一番です。
腫れているなら、冷やしまうす。
腫れていないなら、肘の内側や外側を温めます。
そして温まったら肘周りの筋肉や、前腕全体の筋肉をマッサージします。
腱鞘炎になっている方の多くが、前腕の筋肉がガチガチに張ってるままの状態なので、肘から手首にかけてアームウォーマーで保温し、筋肉をほぐしてあげることで症状が緩和する場合があります。
痛みが治まってきたら、再び同じ痛い思いをしないよう、作業方法を変えたり、負荷に打ち勝つ筋力をつけていきましょう。