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藤原整骨院 (正雀店) の日記

肩甲骨を動かそう!!!

2011.07.28


最近、両腕を真上に上げたのはいつでしょう?

耳に腕がつくほどまっすぐ上げることって、日常生活ではほぼ無いのでは???


夏休み、ラジオ体操で張り切って腕を振り上げてたあの頃、こんな体操の何が重要なんだか…と思いませんでしたか?

大人になってラジオ体操を本気でしてみたら、腰はまわらない、まがらない、反らない、肘は伸びない、腕は上がりにくい、なんてことにほとんどの人が愕然としたはず。

ラジオ体操ほど最大公約数的な体操はないでしょう。
真剣に、的確にすれば相当なカロリー消費に加え、関節の動きを維持し続けることができます。
ある意味、太極拳みたいな存在かもしれません。

が、しかし、家の中以外で張り切って腕を振り上げてのラジオ体操は、ちょっと恥ずかしいですよね。


少し話がそれましたが、そもそも、なぜ腕を真上に上げなければいけないのか。

それは、上半身の血液や体液の流れを良くして、肩こりなどの慢性的なハリをなくすためです。

脇の角度(腕と体の角度)が60度以上になると、ようやく肩甲骨が動き出します。
腕と肩甲骨が連動して真上まで上げれるようになりますが、肩甲骨の周りの筋肉が硬いと動かしにくかったり、おもだるかったり、常に肩こりを感じたりします。たまに指先がジーンとしたり力が入りにくくなったりもします。

特に、女性は二の腕~脇にかけて老廃物が溜まりやすいので、背中から脇へかかる部分が硬くなったりして血流も悪くなり、運動不足もあいまって二の腕が気持ちよいぷにぷにに成長していきます。二の腕ほっそり&肩甲骨美人を目指して、しっかり肩甲骨を動かしましょう♪


では、肩甲骨体操にレッツトライ!!!

(といっても全然たいしたことないんですが…)

肩甲骨を、開く、閉じる、上、下、の4つの動きをします。
立っていても座っていてもできます。

・開く ⇒ 寒くて凍えている時みたいに背中を丸くして10秒数え、一気に脱力します。
・閉じる ⇒ 肘を軽く曲げて手をグーをて、胸を張りながら肘を後ろへ引きます。これ以上いかないというところで10秒数え、一気に脱力します。
・上 ⇒ 肩をすくめて首が見えなくなるまで肩を上げます。最大限に上げたところで10秒数え、一気に脱力します。
・下 ⇒ 『上』でストンと脱力した位置から、さらに下へ押し下げます。そして10秒数え、一気に脱力します。慣れるまで難しいですが、肩甲骨を動かしていると一番実感できる動きなのでがんばってください☆

※一気に脱力することを必ずお守りください。そうすることで血流が盛んになり、また疲労を残しにくくなります。


《《 おまけ 》》

ずぼらさんの両手を真上に上げる運動…

朝、目が覚めたら布団の中でごろごろしたのち、仰向けになって両手を頭の上まであげて背伸びをしましょう。重力が無いのでしんどくありません。でも、徐々に伸ばしてくださいね。あんまり張り切ってすると背中がつるかもしれません。心も体も起きてきたら思いっきり「うーん」と伸びてください。
伸びたあとは必ず一気脱力を忘れずに!!!
肘を曲げた状態と、肘を伸ばした状態では使う筋肉や伸びる筋肉が違うので、使われている筋肉を感じながら気持ちいい程度で試してみてください。



※運動や体操、ストレッチは自分の体に合った強度で行いましょう。
※決して無理はいけません。
※額に小汗をかく程度で十分です。

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